高橋 功 (Issao Takahashi) 展示作品
(2020年6月5日~22日 オープニング展-Ⅰ)

 

 『円/バラ色と青』

 制作年:2000年

 油彩、板
 46.7×23.0cm
 \ 120,000 -
 
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 『秋田の空 Ⅱ/青』

 制作年:2003年

 油彩、板
 52.6×49.5cm
 \ 300,000 -
 
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 『円と三つの点』

 制作年:2001年

 油彩、板
 55.8×52.6cm
 \ 320,000 -
 
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高橋功さんは長くフランスを中心に制作をつづけ2005年にブザンソン(フランス)で逝去されました。

私が高橋功さんとお会いしたのは確か2002年の「かねこ・あーとギャラリー」のグループ展のため来日されたときだったかと思います。私はその頃、オーナーであった父のアシスタントを務めてましたが、比較的寡黙な印象の高橋さんとはあまり言葉を交わすことができず、高橋さんが父と交わしている会話を横で耳にすることぐらいしかできませんでした。
高橋さんはその頃すでに病が進行し余命幾ばくもないということをおっしゃられていたように思いますが、それでも尚、制作と展示に対する意欲を身体からほとばしるように発されていたのが印象として残っています。
 
私が高橋さんの作品を鑑賞して楽しいと感じることは、板の質感と、そこに描かれる世界との対照性のようなものです。キャンバスでなく、板の上に描かれた作品世界は、板絵という古来の技法を引き継ぎつつも、現代的な美意識につよく訴えかけるものを多く含んでいます。もし高橋さんに時間がもっと残されていたとしたら、その世界観をさらに広げて、未来の人々に訴えかける作品を残されたのではないかと想像します。その一端が垣間見える作品をみなさまにもぜひご覧頂きたいと思います。
 
kaneko art gallery  金子 太郎